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「2011年度 情報セキュリティの脅威に対する意識調査」報告書を公開 ~スマートフォン利用者のウイルス感染に対する不安度が増加~2011年12月21日

独立行政法人情報処理推進機構で12月20日に「2011年度 情報セキュリティの脅威に対する意識調査」報告書が公開されました。

インターネットの利用は企業に限らず、家庭においても広く普及している。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末など多岐にわたり、インターネットを活用したさまざまなサービスが提供されている。一方で、インターネットバンキングの利用者を狙った不正送金事件や特定の相手を狙った標的型攻撃等の被害も発生しており、インターネットを利用する際には、ウイルス対策を始めとした情報セキュリティ対策が必須です。

 

1. 調査概要

(1) 調査方法:ウェブアンケート
(2) 調査対象:15歳以上の PC インターネット利用者
(3) 調査期間:2011年10月24日~10月31日
(4) 有効回答数:5,240名(男性 2,683名[51.2%]、女性 2,557名[48.8%])

 

2. 調査結果のポイント

(1)スマートフォン利用時の不安解消が必要
 スマートフォン利用者の約5割がウイルス感染による不正利用やデータの盗難・漏えいに不安を感じている一方、約2割の利用者はウイルスの存在を知らない

(2)自宅での無線LAN使用にセキュリティ対策を
 自宅での無線LAN利用者は増加傾向にあるが、暗号化の実施率は約6割に留まる

(3)身近な脅威の認知度は高いが、サイバー攻撃の認知度は低い
 フィッシングなどの身近な脅威の認知度は高い一方で、大々的に報道された直後でも標的型攻撃の認知度は5割を下回る結果に

(4)特にIT初心者に必要なセキュリティ啓発
 3割以上の利用者が被害の予防や被害発生時の対応策、最新のセキュリティ情報を必要としている一方、約4割の利用者は知りたいセキュリティ情報はないと回答し、特にIT初心者ではセキュリティへの関心が低い

(5)依然として存在する対策未実施者
 基本的な情報セキュリティ対策は約7割以上が実施している反面、未実施の層が依然として存在

 

調査結果としては、

セキュリティ対策の実施状況に関する設問では、ユーザーの78.0%がセキュリティソフトを導入・活用している。選択肢の中では最も実施率が高かった、しかし2割以上のユーザーは導入していない。

また、Adobe Readerのバージョンアップを実施しているのは55.8%。4割以上のユーザーは、実施していない結果となった。1年前の調査でも、バージョンアップの実施率は55.6%と低かった。

調査では、スマートフォンのセキュリティについても調査。スマートフォンを利用していると答えたユーザーは18.6%。1年前の調査では9.3%だったので、ちょうど2倍。